エラストマーとゴム製品の特性の違いをご紹介します。有限会社横浜化成は、エラストマーの射出成形を承っています

ゴム製品との特性の違い

ゴムに代わる理想的な素材「熱可塑性エラストマー

「エラストマー」とは、「erastic(弾性のある)」+「polymer(重合体)」を合わせた造語で、豊かな弾性を持つゴム状の高分子物質の総称。広義には、一般的に「ゴム」と呼ばれているものすべてをエラストマーと言いますが、狭義には、架橋(硫黄などの物質や熱を加えることで高分子間を科学的に結合させること)させることなく常温で弾性を示す「熱可塑性エラストマー(TPE)」のことを指します。

ゴムと熱可塑性エラストマーの違い

※以下参考画像

加工の性質・特長
熱硬化性
(熱をかけると固まる)
熱可塑性
(熱をかけると止める)
架橋の工程を経ることで強い弾性を発揮する無定形で軟質の高分子物質。高温で加圧しても分子の流動がないため、熱変形しにくいのが特徴です。しかし逆に言えば再成形が困難ということであり、リサイクルに向かない素材ということになります。 常温でゴム弾性体の性能を示す高分子物質。熱を加えることで可塑化(流動化)され、加工が容易になります。樹脂用の加工機を用いて、射出成形(インジェクション)やインサート成形といった方法により成形・加工を行います。
ゴム 熱可塑性エラストマー
加熱したときの反応 硬化する 軟化する
重量 比較的重い 比較的軽い
再成形 不可
コスト 高い 安い

上記から、熱を加えたときの反応がそれぞれ異なることが分かります。素材としてのゴムは熱を加えることで架橋し硬化しますが、熱可塑性エラストマーは熱を加えることで柔軟性が高まり、加工が容易になるのです。

熱可塑性エラストマーの特徴

熱可塑性エラストマーには、ゴムに比べさまざまな優れた性質を持っています。

リサイクル可能でエコロジー

ハロゲン(塩素・臭素など)を含まず、処理時に有害なダイオキシンが発生しません。素材のほぼ100%をリサイクル可能で、エコに貢献します。

※リサイクルは硬度50以上のものに限ります。なお、リサイクルをご希望の場合、別途費用がかかります。

軽い

比重が約0.9と、多くのゴム素材よりも軽いため、製品の軽量化を図れます。

高い生産性

架橋の工程がないため成形サイクルが短く済み、生産性向上に役立ちます。

省エネで製造コストが安価

製造工程が少なくエネルギー消費を抑えられるため、コストの削減につながります。

熱溶着・着色が容易

熱可塑性のため熱溶着ができ、着色も容易。2色成形も行え、さまざまな意匠に対応可能です。

エラストマーの成形・加工は横浜化成へ
c002~c004

エラストマーは医療機器や電気製品、自動車、スポーツ用品、家具、文房具など、生活に密着するさまざまな製品に使われます。横浜化成は、あらゆる用途に応じて各種エラストマー素材の射出成形(インジェクション)および加工を承ります。従来の架橋ゴムからの代替によりコストの削減も可能です。もちろん、オリジナル製品製造のご相談も承ります。各種エラストマー成形・加工は当社にお任せください。

高品質・低コストのエラストマー射出成形・特殊加工
お見積もり・お問い合わせはこちらからどうぞ

お問合せ

エラストマー成形のご提案